玉(ぎょく)2016年04月28日 12:56

金玉(きんぎょく)とは金で出来た玉。高価な物をいう。
金玉(かねだま)と読むと妖怪の意味になる。

事程左様に同じ字でも読み方で意味が違う。色々なことを調べているとなるほどと感心することが多い。
するとその事を書きたくなる。ちょっとまずいかなぁと思う事でもその面白さに負けてつい書いてしまう。それが玉に傷である。などと言うとまた「そんな所に傷をつけたら大変だろう」などと言われそうである。
変な意味では勿論ない。玉のような子というではないか?元々玉は良い意味で使われているのである。あくまでもぎょくの話。つまりは品の良い話なのである。

ある女性が韓国の金さんという人と結婚した。その女性の名がたまたま「たま」さんだったのだとプロの将棋指しから酒の席で聞いた。
不思議なもので、何度も聞いているうちに、頭の中が混乱してくる。ひょっとしてあれは本当のことかもと。
昔は「たま」という名も珍しくなかったし。今だに半信半疑である。その将棋指しはさっさとあの世に逝ってしまった。

ものを書く立場になってみると、あの時しっかりと確かめておけば良かったと思う。とは言っても飲みながら「たま!たま!」を連呼していたらそれこそ品格を疑われかねない。と考えるとやっぱりこれで良かったのかな。
でも二人で酒汲み交わす老後も楽しみだったのだけどなぁ。