縁側 ― 2016年01月25日 16:23
庭の竿に洗濯物が干してある。
草叢には蜻蛉がとまっている。
そうだ、サザエさんの世界を確かめてみよう、と庭に降りる。
蜻蛉の目の前で金鳥の蚊取り線香のようにくるくると指で円を描いてみる。
「え?何?」というように蜻蛉が首を傾げる。
そのうち飽きたのか「意味わかんない?」と飛んで行ってしまう。
後に残ったのは草叢だけ。
「サザエさんの世界は嘘だ~~!」とくさって縁側に寝転ぶ。
秋の夕暮れ、陽射しが暖かい。
そんな日があってもいい。
懐かしい昔昔の物語。
そばにいる孫達に聞いてみる。「縁側って知ってる?」「知らな~い!」「え?知らないの?おじいちゃんの好きなヒラメの縁側、知らないの?」「知らな~い!」。ガックリ。
途端に嘆きのおじいちゃんになってしまう。
あ~!昭和は遠くなりにけり。
草叢には蜻蛉がとまっている。
そうだ、サザエさんの世界を確かめてみよう、と庭に降りる。
蜻蛉の目の前で金鳥の蚊取り線香のようにくるくると指で円を描いてみる。
「え?何?」というように蜻蛉が首を傾げる。
そのうち飽きたのか「意味わかんない?」と飛んで行ってしまう。
後に残ったのは草叢だけ。
「サザエさんの世界は嘘だ~~!」とくさって縁側に寝転ぶ。
秋の夕暮れ、陽射しが暖かい。
そんな日があってもいい。
懐かしい昔昔の物語。
そばにいる孫達に聞いてみる。「縁側って知ってる?」「知らな~い!」「え?知らないの?おじいちゃんの好きなヒラメの縁側、知らないの?」「知らな~い!」。ガックリ。
途端に嘆きのおじいちゃんになってしまう。
あ~!昭和は遠くなりにけり。
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