つぶやき2016年03月05日 18:49

昔、浄土ヶ浜に行った時だと思うけど、栄螺の壺焼きが売られていて、とても美味しかった。もし、あれがつぶであったら、つぶ焼きになるのかな、などとつぶやきながら念のためネットで調べてみた。浄土ヶ浜の某食堂が確かにつぶ焼きならぬ、焼きつぶを出していた。だからどうということもないのだけど、何故か満足。

つぶ貝は巻貝である。右巻きも左巻きもあるが9割は右巻きである。遺伝の問題もあるのだろうが私には右巻きが9割の理由は10割かたわからない。

実はもう10年以上も前のこと、珍しい建物を集めた本が出た。その本の中に「なにこれ珍百景」のような家が載っていた。蛸を真似た家。ちゃんと足も8本、丸い頭があり目が窓になっている。その時思いついたのだが、青森名物はホタテ。蛸の家が出来るのならホタテの家は簡単な筈。ホタテの形をした掘っ立て小屋。これはいける。ホタテ料理がメインの居酒屋。貝焼きにしてもいいし、刺身や貝柱も美味しい。絶対流行ると思う。

しかし最近中国ではこの手の奇抜な建物が流行っていて景観を損なうとのことで異例の禁止令が出たとか。とするとホタテ小屋もダメかな?

そういえば昔八戸の居酒屋で法螺貝に新鮮な刺身の盛り合わせを出していたところがあった。結構美味しかったのだけど何故かしらつぶれてしまった。残念。「法螺貝です」と言って出していたけど、あれは何かの駄洒落だったのだろうか?

それにしても、この頃のつぶは小さい。昔はもっと大きかった。何もこんな小さなつぶまで取らなくてもとついつぶやいてしまう。まぁ本音はもっと大きなのを食べたいということだけど。
そこで一句

  焼きつぶに つぶやく我も 小粒かな

そこでまたまた話が変わるのだが、会津若松の飯盛山に栄螺堂なる建物がある。登りと下りの階段が違っていて上がる人と降りる人が途中で会うことがない。ピサの斜塔のように少し傾いているように見えるこの木造の建物が1798年・寛政8年に建てられたというからすごい。今見ても奇抜なのだから昔の人はびっくりしたでしょうね!
でもこんな建物、建ててみたいなぁ!

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